自分の健康というのは、自分では過信してしまう傾向があります。自分は大丈夫と思っていますがじつは、病というのは突然降りかかってくるものです。では突然の病にならないようにどうすればいいのかというと、健康診断を受けていくことが必要です。35歳以上になってくると企業では人間ドックを受けるのが義務化しているところがあります。

また自営の人でも個人的に受診できます。なぜ人間ドックがいいのかというと、いろいろな検査を一度に受けられるというメリットがあります。身長、体重からはじまって検便、血液検査や、エコーや胸のレントゲン、眼圧、肺活量など半日コースや1日コースなどもあります。集中していろいろな検査を受けることによって、普段は受けられないような検査も受けることができます。

さらに毎年人間ドックを受診していくことで、データの推移がすぐにわかるというのがいいです。年齢とともに、悪玉コレステロールが増えているとか、血圧などはどのように変化しているのかが、すぐにわかります。それによって、日常生活でどのようなことに気を付けていかなくてはならないのかもすぐにわかるのが、大きなメリットと言えます。人間ドックを受ける際には、前日の夜から、お酒を飲んではいけないとか、食事も検査の何時間前までとか、制限があります。

人によっては面倒だから受診したくないという人もいますが、それは大きな間違いです。年に1回の検査で自分の健康状態がわかるので、積極的に受診したほういいのです。