骨粗しょう症も調べられる人間ドック

人間ドックの骨粗しょう症検査では、X線検査、MRI、骨シンチグラム、などで骨の状態を検査します。この検査は、骨折の診断にも使われている検査です。超音波を使う検査もあり、これはQUS法と呼ばれています。骨量を測定するための検査で、超音波が骨に当たると速度や強さが変化する性質を利用して骨量を測定します。

この方法は、膝やかかとに超音波を当てるだけなので簡単に行えます。この骨密度で使われる基準は、腰椎の骨密度です。女性は特に骨粗しょう症になるリスクが高いので、受けておきたい検査の一つになっています。骨密度が低いだけならば健康にすぐに問題が出るわけではありませんが、骨折しやすくなるという問題が出てきます。

骨粗しょう症になると、ちょっとした刺激でもすぐに骨折してしまうこともあります。特に脊椎の圧迫骨折をしてしまうと、自力で動くことが難しくなります。また、猫背になったり、身長が縮んでしまうこともあります。人間ドックで骨密度を調べることで、どのような栄養素が足りていないのかを調べることが出来ます。

骨を丈夫にするためにはカルシウムを摂取すれば良いとはよく言われますが、それ以外にもマグネシウムがないとカルシウムは骨になりません。人間ドックを受けて、自分には何が足りていないのかを見極めることが大切です。女性はもちろんですが、男性でも低栄養状態続いている人や、腸に異常があってカルシウムを取り込みにくくなっている人は受けておくようにしましょう。渋谷の内科のことならこちら

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